若竹屋紬店 本店支店 紬ギャラリー繭の家(本店内二階)御案内
信州上田市は、天下の名将真田幸村の故郷として知られております静かな城下町です。また上田の奥座敷別所温泉は、別名『七久里の湯』の名で、信州最古の温泉として、清少納言の『枕草子』にも載っております。当店はその別所温泉で二店舗営業致しており、本店は真田幸村公隠しの湯として知られております石湯前に、支店は上田交通別所温泉駅近くに代表的な地場産業の上田紬(つむぎ)の小売専門店として皆様にご愛顧頂いております。
定休日・営業時間の御案内は、別所温泉歳時記へ
上田紬(つむぎ)の歴史と紬ギャラリー繭の家の開設にあたって
上田紬は、天正十一年真田幸村の父昌幸が農民に科皮を使って織らせた事から始まります。江戸時代に入って養蚕業が盛んになると、真綿からつむがれた糸を使うことが考えられ、紬として伝わりました。第二次世界大戦後、上田紬は脚光を浴び始めました。昭和五十年通産大臣指定国の『伝統的工芸品』にも選ばれました。(伝統的工芸品名は、上田紬ではなく『信州紬』名で指定されています。)そして生活者からおしゃれ用にと姿を変えて皆様に愛好されたのであります。しかしながら世代も変り、嗜好も変った現在は、残念ですが、衰退の一途を辿りつつあります。紬一筋四十五年、隆盛の時代を偲び今日まで販売・開発してきた品々を『紬ギャラリー繭の家』を設け一部ではございますが、皆様に御覧になって戴きたいと展示したしだいです。平成七年六月十日開設
展示製品紹介…展示製品は、当店で現在・過去に取り扱った紬製品と開発商品のみを展示した専門ギャラリーです。主な製品として、紬ちりめん付け下げ・天蚕入紬付け下げ・天蚕入紬ネクタイ・紅型染帯・当地ゆかりの茶の名物裂等です。尚新しい試みとして、紬を使った作品「上田紬アート」も展示しております。
上田紬アート 作品紹介
紬のはり絵…店主母竹内いよ子作 『安楽寺裏山より』
紬の押し絵…店主竹内克也作 『養蚕の図』『機織り』
紬の木目込み人形…店主妻竹内千恵子作 『星』
紬のはり絵・掛け軸(店主母竹内いよ子作)
伝統の紬をこよなく愛し、お茶の世界に求心した、創業者(店主母…竹内いよ子) のオリジナル作品を展示しております。創業者竹内いよ子は、茶道を通じて京都大徳寺別院徳禅寺の護持会に入会していた時期に、当寺住持了庵書の直筆の書を送って戴いたのをきっかけに、掛け軸を習得。そして掛け軸に必要であったところの表装技術をはり絵に応用、独自の『上田紬のはり絵』の世界を完成させた。
紬の押し絵(竹内克也作)
押し絵は、布細工の一種です。古くは、型紙で色々の形を切りぬき、上から墨で余白を塗りつぶし、摺り込み絵にし たものをいっております。一般には、はり絵の方法を使ったものが押し絵として知られており、これは、金襴・緞子・綾・縮緬などの豪華な布地を厚紙で細工して、一つのまとまった絵にするもので、綿を入れ、浮かせて、花・鳥・人物などを現しました。はじめ錦のきれで作ったので、錦絵という語源もこのとき生れました。江戸時代に盛んにおこなわれ、徳川大奥の女中のあいだにたいへんもてはやされました。また、浮世絵・歌舞伎などに取材した人物や場面を浮きだしにつくったのが押し絵雛です。(押し絵雛は、長野県では松本の押し絵雛が有名です。上田市近郊でも松本の押し絵雛の影響を受け盛んに作られました)押し絵雛は、立体的な内裏雛がこれにとって変わり、現在では、正月の羽子板などにその名残をとどめており、古くからの伝統を誇っております。平成十四年五月、「紬ギャラリー繭の家」で店主竹内克也押し絵展を開きました。出品作品は、以下のとうりです。その後は、季節ごとに展示したしております。
上田紬押し絵展 作品一覧
上田紬シリーズ1機織り2養蚕の図 干支シリーズ3開運ねずみ4まといねずみ小5まといねずみ大6俵牛7虎8月うさぎ9辰10開運巳11馬 果物シリーズ12ぶどう13柿14みかん 節句シリーズ15羽子板つむぎ娘16ミニ羽子板正月17ミニ羽子板うさぎ18飾り羽子板小19飾り羽子板中20正月飾り21立ち雛22兜ひき23菖蒲24金太郎 小動物シリーズ25福来朗26招き猫(親子) 岳の幟シリーズ27岳の幟28別所獅子29創作御輿 紋シリーズ30上田市市章31上田市六花紋32真田家家紋六文銭33真田家家紋/雁金(替紋)34真田家家紋/州浜(替紋)35真田家家紋/割州浜(替紋)36塩田北条氏家紋みつうろこ37当店家紋丸に花菱 上田縞シリーズ38真田親子縞39海野格子縞40上田縞41碁盤縞 葉っぱシリーズ42紅葉狩り(北向観音堂)43桑の葉(蚕都・上田をしのぶ)44桑の葉(2)45愛染かつら46愛染明王堂47平惟茂(紅葉狩り伝説)48鬼女紅葉 その他49鹿狩り50けまり51のし
紬の木目込人形(店主妻竹内千恵子作)
木目込人形は、木彫りにきざみをつけ、このみぞに糊を入れ、縮緬・紬などのきれ地のはしをはさみこんだ人形のことを言います。木目込人形は、元文年間(1736〜1740年)京都の賀茂神社の雑掌高橋忠重がくふうしたと伝えられ、賀茂人形・賀茂川人形などとも呼ばれております。現在では、木彫りでなく、練り物の型を台とするようになり、多種多用の製品が作られるようになりました。当店では、その中から紬の風合いを生かした、素朴さを感じさせる人形を選び、上田紬人形として製作しました。この製品は、店主妻竹内千恵子が木目込んだ人形のみで他店では販売されておりません。上田紬木目込人形製品の販売は、本店店舗のみです。「紬ギャラリー繭の家」での展示作品は、全て非売品です。
「散歩道クイズ(全12問)」
問1 ロマンを求めてのコースはどうして湯かけ地蔵尊に寄ってはいけないのでしょうか?
問2 別所温泉は、何故「信州の鎌倉」と呼ばれているのでしょうか?
問3 別れる所で別所、なのにどうして恋愛成就コースが設けられているのでしょうか?
問4 北向観音堂境内にあるかつらの木は、愛染かつらの木と言われますが、普通のかつらの木とどうちがうのでしょうか?
問5 上田市野倉にある「夫婦道祖神」と他の道祖神との違いは何でしょうか?二つあげて下さい。
問6 北原白秋は、別所温泉を題材にした詩をなぜ数多く残しているのでしょうか?
問7 真田昌幸・真田幸村親子が現在にまで残した工芸品はと何でしょうか?二つあげて下さい。
問8 長野冬季オリンピックの閉会式に出場した「天下の奇祭・岳の幟」は、何のお祭りでしょうか?
問9 上小地方とは、どの地方でしょうか?
問10 別所温泉は、別名「七久里(ななくり)」と呼ばれているのは何故でしょうか?
問11 別所温泉は、昔「別所三楽寺」と呼ばれ、楽の付いた寺が三寺ありました。その三寺とは?
問12 大湯薬師堂の薬師さまは、何の病に効くのでしょうか?
「散歩道クイズ解答」は別所温泉散歩道(全)に記載されております。